横幅(W)27cm×縦(L)23.5cm×高さ(H)6cm
今シリーズ10点は同じ1本の国産けやきから作っています、切出す部位により1点1点表情がまるで異なる様子をぜひご覧いただければ幸いです。
「凌雲」は中央に大きな木目が来るように配し、洞(うろ)の部分を表面、裏面ともにあえて活かした個性ある1台です。なめらかな木肌と洞(うろ)の野生味のバランスは唯一のものです。
このけやきの原木は数十年もの間、倉庫にで乾燥・保管されていたもので
その正確な樹齢は定かではありませんがこれだけの豊かな杢があるという事は200年、300年それ以上の時間を生きたけやきである事を優に想像させます。
木は加工されてなお呼吸をし生き続けています。
悠久の時間を生き続ける銘木けやきの器と共にする日々をぜひ。
凌雲—雲を凌ぐほどに高いこと。
☆水に濡れても大丈夫ですが熱には弱いです。冬場はヒーターのそばなどに置かないようご注意ください。
☆使い始めてしばらくは塗料のにおいがありますが、時間の経過とともに消えてきゅきます。
☆大きさ比較のために最後の写真はプチトマト(1個の直径約2cm)と一緒に撮影しています。
【銘木とは】・・由緒のある有名な木。形状や色、質、杢目が特に美しく、高価で貴重な木のこと。美しい杢目や質のよさは数百年の長い樹齢を生きたことによりもたらされる事が多い。
【杢とは】・・木材の木目・木理のうち、柾目とも板目とも異なって稀に現れる複雑な模様のものを指す。その希少価値・審美的価値から珍重される。原木の中で生ずる局部的なねじれや湾曲のある箇所、または瘤の部分などを切り出した際に現れ、これは木の切り出し方によっても決定的な影響を受ける、とwikipediaにはあります。
同じ杢は一つとして存在せず、そもそも杢が出るまでには長い樹齢と複雑な育成環境も必要で、杢はまさにその銘木の生きた歴史です。
その美しさは花鳥風月など様々なものに例えられ愛でられます。
杢目の種類によっては数万本に1本くらいの割合でしか見られないものもあり、珍重されます。
【木目とは】・・原木を製材した際に現れる年輪などの模様。